- 私の母は脊柱管狭窄症なので、長い距離を歩くと足首から腰にかけて痛みが出てきてしまいます。少し休むとまた歩けるのですが、いつも辛そうです。
- 腰痛は、二足歩行を手に入れた人間にとって宿命的なものですが、とはいえ、犬や猫など動物にも腰痛はあるそうです・・腰痛の痛みを減らしたり、予防するにはどうしたらいいんでしょうか?
脊柱管狭窄症の主な原因は老化
脊柱管狭窄症の主な原因は、脊椎の老化です。歳をとると、背骨を支える筋肉も弱まるとともに、背骨そのものも老朽化してきます。
具体的には、軟骨の減少・椎間板の弾力性の減少などです。椎間板は一種の軟骨で、背骨ひとつひとつの間のクッション的役割を担っています。これらが減ることによって、脊柱管の中の神経を圧迫し、痛みやシビレの症状がでるものを脊柱管狭窄症とよんでいます。
((背骨の断面図→ 水色部分は、脊髄 ピンクの部分が神経が通っている脊柱管))
脊柱管狭窄症の主な症状は、長い距離歩くと腰や足に痛みがでる間欠性跛行
まず、腰の痛みがあります。そして、足の先までの痺れ(しびれ)を感じ、腰や足に力が入らなくなってきます。
そして特徴的なのが、まったく歩けない訳ではないが長距離を歩くと痛みや痺れで歩けなくなる症状。これは間欠性跛行(かんけつはこう)といい、2.300メートルあるくと腰や足がだるくなり、しゃがんだりすると、またすぐに歩けるようになるというものです。
これは血液の流れが下肢のどこかで、遮断あるいは、不良することによってでる症状だそうで、私の母もよくスーパーで買い物中に、しゃがみ込んでしまうことがあります。本人しかわからない症状なので、とてもかわいそうです。
必ずしも、痛みが強いほうの腰がわるくなっているとはいえませんので、整形外科でレントゲンやCTスキャンで検査してもらうことがいいとおもいます。
自宅で出来る脊柱管狭窄症の痛み簡単対処法・解消法!
日ごろから、腹筋・背筋を鍛えることはもちろんのことですが、痛い腰が悪化しそうで怖いですよね。ですので、日常の中で注意できることをやりましょう!
- 背中や腰を反らす動きは禁物です。
原因箇所が神経や血管を圧迫し、悪化させてしまいます。 - 運動するのであれば、
前屈運動がオススメ。脊柱管狭窄症は、背骨が反るような形で圧迫されているため、前屈することで下肢へ流れにくくなっていた血液が流れやすくなり、神経の道も広がるので痛みが和らぎます。
下の画像のような健康グッズをしようすると、無理なく前屈姿勢がつくれます。 - 入浴やホットパックで腰部を温める!温めて血管が広がると、腰や体の血行が良くなり、痛みの軽減になります。
- 足を組む癖のある方も、今日からやめましょう。足を締め付ける体勢は、血行不良の原因です
- 寝るときは、腰が伸びないように膝の下に、
クッションや折まげた座布団をいれると痛みがやわらぎます。うつ伏せねが好きなかたは、おなかの下に、クッションをいれましょう。
脊柱管狭窄症に適した運動!それはロングブレスダイエットだった!
脊柱管狭窄症の痛み対処法として背中や腰の筋肉(背筋)を鍛えることが大切です。同時に、腹部(腹筋)を鍛えることも大切なのです。弱ってしまった腰骨、背骨を筋肉で支えてあげなくてはいけないからです。
ですが、背筋だけを鍛えても、腸の重さを押さえきれない腹部を腰部がカバーしようとして、余計に体が反ってしまったり、逆に腹筋だけを鍛えても、背中を立てていられる筋肉が弱ってしまっては腰は丸まってしまいます。
そこで登場するのがロングブレスダイエット!このエクササイズのポイントは、インナーマッスルを鍛えること。インナーマッスルとは、体幹とよばれる体の芯の筋肉で、体のバランスや姿勢などを保つ筋肉を鍛えることができるんです。実は、美木良介さんも長年腰痛で悩んでいらっしゃったそうで、なんとかならないかと独自に考案されたのが、ロングブレスという呼吸法だったそうなんです。ロングブレスのいいところは、大きな動きがないので年齢関係なく、誰でも実践できるところだと思います。場所も取りませんしね!補足:たんでん(丹田) ヘソの下(指3.4本)の位置です。
美木良介さんご自身は、長年悩まされた腰痛がウソのように治り、おまけに13キロのダイエットに成功したそうです。太っていることは腰にも足にも負担になります。ロングブレスダイエットは、体幹が鍛えられると同時に、体の負荷となる脂肪まで落としてくれる腰痛解消エクササイズだったんですね!
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