こんにちは。
今日から、わたしの15年以上にも及ぶ鬱病体験記を書いていこうと思っています。
今、鬱を患っておられる方の中には賛否両論もあるかと思いますが、鬱病は治る病気ではないと思っていますし、治らないと思います。
鬱と向き合う生活の辛さと家族の支え、薬の支えがあってこそ生きていられていると思います。
今回は鬱発症の原因となった離婚の話を書きとめようと思います。
他人の離婚原因なんてどうでもいいと思う方は読まないでください。
そもそも私が初めて精神科を受診したのは、今から15年前のこと。
それは、離婚が一つの原因だったかもしれない。
結婚したのは23歳の時・・一年にも満たない結婚生活だったが、私は離婚したことを悔いていた。
恋愛経験が少なかったというよりなかった私にとって恋愛の延長上の結婚生活だった。
だから結婚生活とは呼べないような若い二人のおままごとのような生活。
それでも憧れに憧れた結婚生活。
私は幼い頃から結婚への憧れが強く、それが現実となり、自分の姓ではなく結婚相手の姓を名乗ることが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。そして大好きな人といられること、私のことを理解してくれる人との生活。毎日が幸せだった。
まず、少ない貯金と少ない収入だったのに、固定電話を引いた。笑
「はい○○でございます」と姓を名乗りたいばかりに・・
このときすでに携帯が普及していて、私も元主人も携帯を持っていた。
元主人は、とても優しく、私の仕事終わりには迎えに来てくれたり、ご飯を作って待っていてくれていたこともあった。仕事帰りの道すがら救急車のサイレンが聞こえれば、私が自宅で何かあったのではないかと電話で心配の電話をして来てくれるような人だった。いじめに合っていたという私の話をじっくり聞いてくれたこともあった。私の良き理解者は家族以外に初めてだった。
そんな幸せな結婚生活と優しい元主人との結婚生活にピリオドを打ったのは、意外にも私だった。
相手には小額でも借金があった。(本当に小額だったかはわからない)
それは大学進学の時に自分の両親から借りた奨学金。
その前に滞納していた携帯代10万円を私の両親が肩代わりしたこともあった。
もちろん離婚したこともあり、その10万円は戻ってくることはなかった。
今でもこれは腹の虫が治まらない。(両親には今でも申し訳ないと思っている)
離婚を決定的にしたのは、二人の共同の貯金通帳から元主人がお金を私にだまって引き出したことだった。
私の父はギャンブルで多額の借金を背負い、サラ金からお金を借り、取立て屋が家にまで来たことがあったそうだ。同じように通帳から勝手にお金を引き出したこともあった。
幼い私には記憶にないが母の苦労話は何度となしに聞いていた。
だから私にとって通帳から勝手にお金を引き出したことは到底許せることではなかった。
記憶では、たしか1万か2万円だったとおもうが、金額の大小ではなかった。
私はすぐに両親に電話を掛け、経緯を話すと車を飛ばして両親と姉が私達の家に駆け込んできた。
そこで私達の結婚生活はピリオドを迎えることになった・・・
しかし、ここから私の鬱生活が始まることになる。
コメント